爪の病気の種類、症状、対処法は?

体の中でも爪は特に健康のバロメーターと言われるほど、様々な症状が現れます。爪や爪まわりをよく観察すると、爪の病気や皮膚疾患が見つかることがあります。

適切なネイルケアで改善できるものもあります。キレイな手や爪は、自分も見ている人も気持ちが良いものですね。特に冬は乾燥する季節ですから、こまめなケアが重要です。起きやすい爪の病気とネイルケアの対処法をご紹介します。

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爪の病気の種類と症状、対処法

二枚爪になる

二枚爪は爪甲層状分裂症とも呼ばれます。男性よりも女性に多く、1:2の割合で発症します。特に、30代の女性に多く、60歳以上になると男女共3割になります。症状は爪甲の先端の表面が薄く剥がれてしまいます。

原因は低色素性貧血によるものが多く、その場合は体の内部から対処することが必要です。他の原因として、発症する約45%が主婦であることから、掃除や料理など家事による水仕事が多いことや、ネイルケアするときの除光液の使い過ぎもあげられます。

ネイルケアで対処する場合、まず消毒し、ネイルグルーで接着します。次にパウダーフィーラーをかけて、もう一度ネイルグルーで接着を高めます。

ネイルグルーとパウダーフィラーが完全に固まったら、滑らかになるようにファイルで削り、表面も磨いてください。乾燥を予防するため、爪まわりにクリームなどを塗りましょう。薄く剥がれていた爪の先端が健康な爪に近い状態に仕上がります。

ささくれができる

子どもでも大人でもできるささくれ。原因は家事などの水仕事が多いことや洗剤などの刺激に敏感なこと、冬季であることがあげられます。

症状は爪甲を囲んでいる皮膚に亀裂が生じ、爪のまわりの皮膚の角質が剥がれたり、乾燥して突起のようになってしまいます。

無理に剥がす人や放っておく人がいますが、どちらも細菌が侵入する原因になってしまうでしょう。ささくれもネイルケアで適切に対処できます。

まず、爪のまわりにキューティクルクリームを塗り、フィンガーボールに指先を浸します。その後、キューティカルニッパーで、ささくれをカットし、保湿剤を塗布します。

爪郭の皮膚がきれいになり、美しく仕上がります。爪の周りの乾燥を防ぐため、普段から保湿クリームを塗布すると良いでしょう。特に、乾燥がひどくなる冬季はまめに塗ると予防できます。

爪に縦筋ができる

爪に縦筋が現れることを爪甲縦条とも言います。若い人よりも中高年になると多くみられます。症状は爪甲の表面に何本もの細かい縦筋が生じます。原因の多くは加齢と乾燥です。

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中には、幼児にも現れることがありますが、原因は成長にともなって爪母の幅が急激に発育することと考えられています。

ネイルケアの対処法は爪を磨くことです。まず、爪表面の縦筋をスポンジファイルで滑らかにし、軽く整えます。

次に、シャイニングバッファのグレー面でバッフィングして、ホワイト面でシャイニングします。この時、削りすぎると爪甲がが薄くなりすぎるため注意しましょう。縦筋がなくなり、爪表面に美しい光沢がでてくるため、艶やかな仕上がりになります。

爪に縦に亀裂が入る

爪に縦に亀裂が入ったり、時には爪先の部分が避けてしまうことを爪甲縦裂症と言います。原因として、特に多いのは後爪郭の外傷です。

他にも、爪上皮に異常があることや爪甲下に腫瘍ができること、爪扁平苔癬によるものなどです。ネイルケアの対処法はまず消毒して、次にネイルグルーで亀裂を接着します。

他にも、消毒した後、アクリル樹脂でカバーしその後、スポンジバッファなどで爪表面を滑らかになるよう削り、磨くという方法があります。ただこの方法は、専門知識や高度な技術が必要です。

爪に横溝ができる

爪の横溝は洗濯板状爪とも呼ばれます。症状は爪甲に連続して横溝ができる状態です。横溝ができる理由は後爪郭が刺激されて後退し、爪甲の根元に密着している後爪郭がダメージを受けて、爪甲に溝ができてしまうことです。

特に、爪の根元である後爪郭をもう片方の親指などで、無意識にいじってしまう人に多くみられます。他の原因として、甘皮の手入れの時に正しい方法で行なっていないこともあげられます。

対処法は後爪郭を傷つけないようにすることです。後爪郭をいじる癖を治すようにしたり、キューティクルケアの時に細心の注意を払うようにしましょう。

爪が薄く弱くなる

爪が薄く弱くなることを菲薄爪とも言います。男性よりも女性に多く、病気によって起こることがあります。

例えば、低色素性貧血や甲状腺機能亢進、栄養不良や薬剤、皮膚疾患の爪扁平苔癬などです。他にも、遺伝や体質、環境や職業もあります。

薄く弱くなった爪の対処法は、まず原因となる病気を特定し、治療することです。職業が原因であれば、ゴム手袋をして対処しましょう。

爪の周りの乾燥を防ぐことも重要ですから、クリームやオイルで保湿することや爪を支え強くするため、ベースコートを塗布して皮膜で覆うこともできます。

ただし、ポリッシュリムーバーを使い過ぎると、爪甲の油分と水分が失われてしまいます。使い過ぎに注意して、使った後は保湿を忘れないようにしましょう。

まとめ

手の爪のトラブルについて多いものをあげてみました。一方、足の爪のトラブルで最も多いと言われるのは爪白癬です。白癬菌と呼ばれる真菌(カビの一種)に感染した状態です。

爪の色が白濁したり、黄白色になることがありますが、極端に分厚い爪になるまでは自覚症状がありません。

ただ、爪白癬が原因で足水虫になることが多く、他の人にも感染するため、早めに専門医での治療を受けた方が良いでしょう。

白癬菌は爪甲から感染することはなく、皮膚から感染しますので、足を清潔に保ち、深爪しないように切ることが予防になります。また、爪甲下爪白癬になった場合は爪ヤスリのファイルで削ると良いでしょう。

爪甲下角質が増殖した爪を切る時に、出血するのを防ぐことができます。爪や爪の周りの皮膚の異常はネイルケアで対処できるものもありますが、限られています。異常がある時は注意深く観察し、専門医の診断を受けるようにしましょう。

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