睡眠薬は依存したり認知症リスクが?減薬の仕方は?

眠れなくて睡眠薬を活用しなければいけないことがあると思います。睡眠薬の副作用や減薬、休薬の仕方などについて紹介します。

スポンサーリンク

どんな時に睡眠薬を使わなければいけないの?

眠りたいのに眠れない、日中の眠気や生活への支障が3ヶ月以上続く場合不眠症と診断され、治療法に生活環境や睡眠習慣の指導や睡眠薬を使用することがあります。

日本の国内で使われている睡眠薬は大きく分けて4種類あります。

1b9276f39e1aead3e09168dcad351879_s

ベンゾジアゼピン系

長いこと使われてきた睡眠薬で、副作用がでやすく服用をやめにくくなっています。

  • 非ベンゾジアゼピン系
  • メラトニン受容体作動薬
  • オレキシン受容体拮抗薬

これらはベンゾジアゼピン系を改良してもので、副作用がでにくくやめやすくなっています。

処方される薬には○○系とは記載されていないので、専門医や薬局の薬剤師などに問い合わせてみるのも良いかと思います。

睡眠薬の副作用

  • ふらつき・転倒
  • 健忘
  • 眠気の持ち越し
  • 作業効率の低下

medications-257344_960_720

ふらつき、転倒、健忘は服用から1〜2時間は症状がでやすくなっているので特に注意しましょう。

眠気の持ち越しや作業効率の低下は翌日起きた後に起こることが多いです。

飲んでからしばらく起きていると副作用が出てしまう恐れがあるので、飲んだらすぐに就床するようにしましょう。

飲んでから効果が出るまでは20〜30分かかると言われています。早い人だと10分くらいで効果が出ます。

睡眠薬が効かないと感じたら

睡眠薬を服用すれば脳波上きちんと眠れて睡眠時間も長くなり、不眠症の症状も改善しますが、本人は「熟眠できていない」「満足感がない」というケースは多いです。

過大な期待をもたないで安全に普通に使用していれば改善することができます。不眠の原因として

  • 痛み・かゆみ
  • 頻尿
  • うつ病
  • 他の薬の副作用
  • 睡眠時無呼吸症候群

などが挙げられますが、これを改善しなければいくら薬を増やしても目が覚めてしまいます。なので持病などを治して残った不眠症を治すという考え方が大切です。

効かなくなる

最初はその量を飲めば眠れていたのが、その量では効きにくくなり追加しなければいけなくなることはあります。

スポンサーリンク

やめられなくなる

薬をやめるとひどい不眠がぶり返したり、動悸がでてきたりなどの体の不調がでてきてやめるにやめられないことはあります。

これらはベンゾジアゼピン系の睡眠薬で起こることがありますが、先ほどの3種類の薬だとそのリスクを減らすことができます。

精神依存

危険ドラッグのようにその薬がなくなると不安になって欲しくて欲しくて仕方がなくなることはありません。

ですが「なければ眠れなくなる」といった不安感を持っている患者さんは多くいて、薬離れできなくなることはあります。

薬を飲みすぎると

昔ドラマなどで睡眠薬を自殺に使うシーンがあったりしましたが、あれは古いタイプの薬で今はほとんど使われていません。

今の薬では大量に飲んでも死に至ることは少ないです。

大量に飲んで嘔吐して喉に詰まらせて死に至ることはあります。呼吸を抑制する作用のある薬は現在ほとんど処方されていません。

認知症

1000人の高齢者を対象に行った研究では、ベンゾジアゼピン系のものを6年程度服用すると100人あたり4.8人、服用しない場合は100人あたり3.2人という結果がでました。

しかし、薬を我慢するとそれが認知症のリスクになるとも言われているので、体のコンディションや症状の重さなどを考えあわせて専門医とよく相談して使用しましょう。

やみくもに恐れるような差はないので、個人的にはあまり気にしなくても大丈夫だと思います。

睡眠薬の減薬・休薬

睡眠薬を使って不眠症を少しづつ改善して睡眠薬を徐々に減らして薬離れすることができます。

減薬、休薬の条件としては、不眠が改善してきて心身の調子も良い場合です。

必ずしもすべての症状がなくならなくても大丈夫です。

徐々に減らしていき睡眠習慣の改善もしていきます。

急いで減薬してしまうと不眠や動悸、吐き気、不安感などの症状がでることがあります。

3d2553a65d0de93fabd508b30639efe4_s

最初は半錠、次に4分の1錠と医師と相談しながら徐々に減らしていくようにしましょう。

不眠症患者の40%は断薬して失敗しているというデータもあるので、無理をせずに少しずつ減らすことが大切です。

睡眠薬の長期服用が必要な場合

  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 心臓病
  • てんかん
  • 不眠の症状が重い場合

このような生活習慣病をもっているひとは長く服用しなければいけないことがあって、それぞれの病気や生活の質が改善されることもあります。

スポンサーリンク