心筋梗塞を早期発見できる心臓MRI(核磁気共鳴装置)

心筋梗塞の原因となる冠動脈の血流が不足してしまう狭心症を早く発見できる技術心臓MRI(核磁気共鳴装置)について紹介します。

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心筋梗塞を早期発見できる心臓MRI(核磁気共鳴装置)

心筋梗塞の原因となる危ない動脈硬化の巣をこの新技術で見つけることが可能になり、心筋梗塞になりやすい患者さんとの治療と結びつけることができるようになりました。

心臓というのは体全体に血液を送る働きがあります。心臓の表面にはたくさんの血管が走っていて、中でも冠動脈という栄養血管が重要となります。

この血管にコレステロールなどが溜まってしまうと冠動脈の内側にコレステロールの塊(プラーク)ができてしまいます。この重要な冠動脈の血流が不足して、心筋が酸素不足になってしまうことを狭心症といいます。

またプラークは傷がつきやすくなっていて、傷がついてしまうと血が出て血栓(血の塊)ができてしまい、血液の流れが遮断されて心筋が壊死してしまいます。これが心筋梗塞です。

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なので心筋梗塞になってしまう前の狭心症の段階で発見することがとても大切です。狭心症の中にも種類があって、不安定狭心症や安定狭心症などがあります。

不安定狭心症はプラークはあるがなんとか血液が流れている状態で、心筋梗塞になって突然死の原因にもなってしまいます。

不安定狭心症は心筋梗塞と紙一重の状態で、レントゲンで血管に異常がなくても短期間で動脈硬化が進行してしまう危険な状態です。

動脈硬化の主な原因

  • 肥満
  • 高血圧
  • 糖尿病
  • 脂質異常症

生活習慣病が多ければ多い人ほど不安定なプラークができやすく、持っている可能性が高いです。他には喫煙やストレス、遺伝的なものもあります。

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狭心症の典型タイプの症状は?

狭心症は血管が細くなるだけでなく症状があります。胸が締め付けられるように痛くなる症状です。それが数分〜10分程度続きます。

運動を久しぶりにした時は要注意です。それ以外に、

  • 奥歯の痛み
  • 喉の痛み
  • 左腕の痛み
  • 背中の痛み
  • 肩こり
  • 胸焼け

などが数分続きます。心臓以外に起こる狭心症の症状は重だるい感覚になるのが特徴です。

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糖尿病の人は狭心症の症状を感じにくくなっているので気づくのが難しくなっています。これまでよりも症状が、

  • 強くなった
  • 長く続く
  • 軽い動作で起こる
  • 起こる頻度が増えた
  • 初めて症状が出てから1ヶ月以内

の場合は特に危険な症状で、不安定狭心症の可能性が高いです。症状が15分異常続く場合はためらわずに救急車を呼びましょう。

生活習慣病なだけでリスクが高くなります。日頃から改善しようと心がけて心筋梗塞を予防しましょう。

これを早期に発見できるようになった技術が心臓MRI(核磁気共鳴装置)です。

心臓の近くには肺があって、肺とともに心臓も動いてしまってこれまでは綺麗な撮影ができませんでしたが、心臓の中の血管まで撮影することができるようになったので狭心症を見つけることができるんです。

現在この検査を行える医療機関は限られていますが、保険適応なので今後全国に普及予定となっています。

現在主流となっているのがマルチスライスCTという方法です。立体的に血管の状態を知ることができるものとなっています。

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