尿酸値を下げる薬で痛風が?副作用で肝臓障害に?

痛風は体の中の尿酸というものが深く関係しています。痛風の治療方法を紹介します。

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痛風の痛みを感じ病院で処方された薬を飲んんだら痛風発作が起こることがあります。そのような場合は尿酸値が薬によって急激に下げられた原因となります。

尿酸というのは血液に溶けにくい物質です。増えすぎると関節の中で溶けきれなくなってしまいます。

そのような尿酸は結晶となって沈着します。この結晶が長い年月をかけてどんどん溜まっていきます。

痛風発作というのはこの結晶が塊から剥がれ落ちた時に起こると言われています。尿酸は体の害で、それを排除しようと白血球が働きます。

その時白血球からでる炎症性の物質が赤みや腫れ、激しい痛みを起こしてきます。なので薬の開始時には尿酸の結晶が落ちやすくなるので発作が起こることがあります。

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高尿酸血症の治療ガイドライン

高尿酸血症の治療

尿酸値が7mg/dL以上の方は生活指導されます。それで改善が見られない場合で、尿酸値が9以上か尿路結石、腎臓病、高血圧、心臓病を合併されてる方は薬物治療となります。

ガイドラインはあくまで目安です。尿酸値は日々変動するので、初受診で尿酸が高かったからといってすぐに薬を処方される訳ではありません。

薬の開始時には少ない量から始めるのが原則となっています。薬が少なくても痛風発作が起こる可能性はあります。

生活指導は食事療法、飲酒制限、運動などがあります。肥満を合併している高尿酸血症では体重が減少するだけで尿酸値が低くなることもあります。

適正摂取エネルギーを守って肥満を解消していくのがたいせつになってきます。尿酸値の高い方は多くの危険を抱えているので、心筋梗塞や脳卒中などの予防にもつながります。

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尿酸値を下げる薬

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できにくくする薬

長いこと使われているアロプリノール。腎臓から排泄されるので、腎機能が悪い方は副作用が起こりやすくなります。

最近はフェブキソスタット、トピロキソスタットという薬が使われるようになってきました。この2つの薬は腎臓が悪い方でも使えます。

出しやすくする薬

ベンズブロマロン、プロべネシドなどがあります。ベンズブロマロンはごくまれに副作用で肝臓障害を引き起こしてしまうことがあります。

これらの副作用は薬を飲み始めて短期間で副作用が出るので、なにも症状がなかったら安全です。体に何か感じた場合は主治医に相談して下さい。

痛風発作の時に痛みをとる薬、尿酸値を下げる薬があって、痛風発作の痛みを和らげたいのに尿酸値を下げる薬を飲むと痛みが悪化したり長引いたりすることがあります。

ガイドラインにもあるのですが治療の開始時は尿酸値を下げる薬はあまり使わない方が良いと言われています。

症状がおさまったからといって薬は途中でやめないで下さい。たまに痛くなくなったからといってやめてしまう方がいらっしゃいます。

尿酸値が下がって薬をやめてしまうと、尿酸値が戻ってしまうことがあります。なので尿酸値が下がっても薬を続け、その尿酸値を維持していくことが大切です。

痛みをとる薬

非ステロイド性抗炎症薬 NSAIDs、ステロイドなどがあります。非ステロイド性抗炎症薬は腎臓に悪影響を与えてしまうので、腎臓が悪い方は使えないことがあります。

そのような場合にステロイドを使うことがあります。腎臓だけでなく胃の障害も引き起こすことがあるので、ダラダラ長く使う薬ではありません。短期間で痛みをとる時だけ使います。

発作の進行を抑える薬

コルヒチン。大きな発作になるのを抑えることができる薬

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