尿路結石になりやすい人の特徴|コーヒー好きは注意?

想像絶する激痛が襲うという尿路結石。実は夏が最も危険な季節なんです。かかるのは中高年の男性だけでなく、若い女性にも急増しています。今回はなりやすい人や再発など尿路結石について紹介します。

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尿路結石になりやすい人の特徴

尿路結石になりやすい人となりにくい人は何が違うのでしょうか。実は意外な共通点があるんです。

コーヒー、紅茶を毎日飲む

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コーヒーや紅茶には「シュウ酸」という物質が多く含まれています。シュウ酸は腎臓内でカルシウムと結合し結晶を作ります。

それがシュウ酸カルシウム結晶で、約80%の尿路結石はこの結晶から作られています。その他のシュウ酸が多く含まれている食品は、

  • ほうれん草
  • レタス
  • キャベツ
  • ナス
  • バナナ
  • サツマイモ
  • タケノコ
  • ココア
  • チョコレート

などです。摂り過ぎには注意しましょう。

結石の色や形、大きさは様々です。

その結石のギザギザした部分が尿管を傷つけるから痛みが生じる訳ではなく、石が尿管に詰まることによって腎臓が腫れて、結果痛みを感じるんです。

結石が尿管に詰まると腎臓でできた尿をせき止めてしまいます。

行き場を失った尿によって腎臓が膨張し、周りの神経を刺激するため耐え難い痛みが生じます。

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尿管というのは細いところが何箇所かあってカーブしてます。なので小さい石でも引っかかって尿の流れが悪くなってくるんです。

70%以上の人は5ミリ以下の結石ですが、世界最大の結石は直径約15センチで、ソフトボールの1.5倍の大きさのものが膀胱内にあったそうです。

花粉症

日本では約29%の人が花粉症と言われています。

花粉症なので鼻水が出たりくしゃみが出たりするので、水分を相当量失ってそのため脱水状態になり、より石ができやすい状態があると推測されています。

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体は健康な状態でも1日1リットルの鼻水が作られています。花粉症になると数倍の鼻水が作られるため体内が水分不足になっている可能性があります。

体内の水分が少ないと尿が濃くなり結晶ができやすくなってしまうんです。また、夏に尿路結石が増えるのも汗によって体内が水分不足になるからなんです。

尿路結石を防ぐためには体内を脱水状態にしないようにして、1日2リットル以上の水分を摂ることが推奨されています。

食生活

血液中の尿酸は様々な結石の原因になってきます。尿酸は結石で最も多いシュウ酸カルシウム結石と尿酸結石をできやすくしてしまうんです。

プリン体を多く含むものは尿酸値を高くします。プリン体を多く含む食物は、

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  • カツオの刺身
  • 焼き鳥レバー
  • エビ
  • いくら
  • 明太子
  • ビール

などです。一時的なら大丈夫ですが、このようなものを多く摂る食事を継続してしまうと普段から尿酸値が高い状態が続いて結石が作られやすくなります。

運動

運動不足は良くないのですが、運動のし過ぎも良くないんです。

激しい運動で作られる乳酸は尿酸の排出を妨げるので、尿酸が身体の中に残り尿酸値が上がって結石が作られやすくなるんです。

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普段あまり運動しない方が急に激しい運動をするのが問題であって、ゆっくりとしたペースで運動したり普段から少しの運動を継続することが大切です。

運動不足の方は急激な運動を避けてウォーキングなどから少しずつ強度を増やしていきましょう。

尿路結石になった場合どうしたらいい?

小さい結石の場合は水をいっぱい飲んで自然排出を促します。大きい石の場合は結石を壊す手術をします(対外衝撃波結石破砕術)。

この手術は衝撃波を腎臓内の結石に当てて砕く治療法です。

この衝撃波は柔らかいものは通過して硬いものだけを砕くので内臓などは傷つかずに済みます。砕かれた石は尿の流れによって自然に排石されます。

再発はしやすいのか?

5年で約半数の人に再発すると言われています。

最も多いシュウ酸カルシウム結石は食生活が背景になるので、食生活を改善しなければいつまでも再発を繰り返してしまうんです。

シュウ酸はどうしても食事の中からはいってきてしまいます。そこであえてカルシウムを含んだものを同時に摂ることがオススメです。

シュウ酸が問題になるのは腎臓内でカルシウムと結合することです。しかし、その二つを同時に摂ることで胃や腸で結合して便として排出されます。

無症状の「胆石」が胆のうがんを進行させる?

胆のうは肝臓から送られてくる胆汁を蓄え濃縮して腸へ流す働きがあります。その過程で胆汁が濃縮されすぎて胆石ができてしまうんです。

その原因は主にコレステロールと言われ、胆汁の中にある余ったコレステロールが凝固して結晶化ものです。

胆石は別名「サイレントストーン」、症状がでにくいために多くの人が気づいていないんです。

胆石患者数は約650万人ですが、無症状の患者を合わせると推定約1000万人とも言われています。胆石から恐ろしい病気につながることもあります。

それは胆石によって発見されにくくなるという胆のうがんです。また、胆のうの壁が厚くなってがんになるケースもあり、どちらも胆のうがんに気づいた時には手遅れということもあります。

胆のうがん患者の5〜8割に胆石があると言われています。胆石を作らないようにするには脂肪分を取り過ぎずに魚介類や食物繊維の野菜を多めに摂ることです。

バランスの良い食事は胆石の予防だけでなく生活習慣病の改善にも役立ちます。また定期的に検査して胆石があるかないかを知っておくことが重要です。

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