子供の震えの原因、対処法は?熱はある?ない?

子どもがビクビクしたりブルブルしたりして震えていると、びっくりして焦ってしまいますよね。

子どもが痙攣している時、原因は色々ありますが、熱がある場合とない場合で、大きく2つのパターンに分けることが出来ます。ここでは、子どもの痙攣の原因について詳しく解説します。

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子供が熱があって震えている原因

熱性けいれん

熱性けいれんは、子どもが痙攣を起こす場合、その原因として最も多い痙攣です。これは、遺伝的なものが関係しており、親が子供の頃に熱性けいれんを経験していると、その子どもも起こす可能性が高くなります。

熱性けいれんは、名前の通り高熱が出た時に意識を失って手足をガタガタと震わせるひきつけのことを言い、熱が上がりきる前に起きることが多いです。

この痙攣は、6ヶ月~6歳までの子どもに多くみられ、熱痙攣を起こした子どもの内、何度も繰り返すのは、10人中3人程度で、残りは1度しか起こさないといわれています。何度も熱性けいれんを起こす子でも、小学生になる頃には自然と起こらなくなります。

悪寒戦慄

熱が出る時に寒さを感じて体が震えてしまう、いわゆる悪寒のことです。大人でも、熱が出る時寒くて震えることがありますよね。

熱があってさらに震えていると、熱性けいれんかも?と心配してしまいますが、全てが熱性けいれんというわけではなく、この悪寒戦慄によって震えている可能性もあります。

痙攣と悪寒戦慄の見分け方としては、震えているとき意識が有るか無いかです。熱性けいれんの場合は、意識を失うことが多いため、もし子どもの意識がしっかりしていれば、悪寒戦慄といえるでしょう。

子どもが高熱で震えている時の対処方法

熱性けいれんの対処法

先ず落ち着いて対処するよう心がけます。

①嘔吐した時喉を詰まらせないように、子どもの顔を横向きにし、平らな場所に寝かせましょう。

②どのくらい続いたか時間を計り、どのように震えているか、痙攣の状態を観察しましょう。

決して体を揺すったり、意識を戻すためといって叩いたりしないでください。叩いたり揺すったりする事で、痙攣を長引かせることがあります。

また、嘔吐しても口の中に指や物を入れてはいけません。昔は、痙攣が合った時は、舌を噛むため物をかませるというのが常識でしたが、歯を食いしばっていても舌を噛むことはありません。

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物を噛ませたり、指を入れたりすると、噛ませた物で口を傷つけたり、指を怪我したりする危険があります。

悪寒戦慄の対処法

この場合も先ずは、落ち着いて対処することを心がけてください。

震えが始まったら、毛布などで体を暖かくして休ませ、様子を見てください。悪寒が止まると38度以上の熱が続くことがあるので、その後は氷のう等で冷やすと良いでしょう。

悪寒戦慄は、意識がはっきりしている事が多いので、もし意識が朦朧としている場合や、呼吸障害が起きた場合は、夜間であってもすぐに医療機関で受診しましょう。

子供が熱はないけど震えてる原因

てんかん

熱がないのに、子どもが痙攣を起こした時に考えられる病気として、『てんかん』があります。

てんかんは、100人に1~2人が発症するといわれており、決して珍しい病気ではありません。てんかんが起きると、痙攣や意識障害を伴った発作を繰り返し起こします。

てんかんと熱性けいれんは、どちらも痙攣と意識障害を伴いますが、一番の違いは痙攣を起こすタイミングです。熱性けいれんは、発熱した時に痙攣を起こしますが、てんかんの場合は、熱がなくても発作が起こるため、いつどのタイミングで起こるかわかりません。

てんかん発作は、通常だいたい3分以内で症状が治まり、意識が戻ります。しかし、意識が戻らない場合や、初めて発作を起こした時はすぐに医療機関を受診しましょう。

てんかん発作が起こった時の対処は?

①いつどんな場所で発作が起こるかわからないため、危険な場所(道路や階段など)で倒れた時は、安全な場所に移動させます。

②発作時、嘔吐を伴うことがあるので、吐瀉物や唾液で喉を詰まらせないように、顔や体を横にして寝かせましょう。また、その周辺の危険物は取り除き、体を打撲しないように気をつけましょう。

更に、てんかん発作では筋肉や関節がこわばる事もあるため、布団や枕などやわらかいものの上に寝かせると、窒息する可能性もあるので、なるべく硬めのものの上に寝かせましょう。

③子どもの呼吸が楽になるように、衣類をゆるめてください。その後、発作が起こった時間を確認し、発作の時間を図り様子を観察しましょう。もし、発作が3分以上治まらない時や初めての発作の時は、すぐに病院を受診しましょう。

発作中や発作の後に気をつけることは?

てんかん発作には、全般発作と部分発作があり、全般発作の場合は、突然意識を失い、口を食いしばって呼吸が止まったり、手足や膝をガクガクと曲げ伸ばしするように痙攣したりする、大発作と呼ばれる発作が起きます。

この時は、口の中に物を入れたり、大声で呼んだり体を揺すったりせず、上記の対処法に従って対応し、側で発作の様子を観察してください。

まとめ

子どもが震えた時、熱がある場合とない場合や意識の有無で、その症状が違いました。

熱がある場合で子どもの意識が朦朧としている場合は、熱性けいれんの可能性が高く、意識がはっきりしている場合は悪寒戦慄の可能性が高いです。また、熱がない場合は、てんかん発作である可能性があります。

子どもがブルブルと震え、しかも意識が朦朧としてる様子を見たら、親はパニックになってしまいます。でも、親がパニックになってしまうと、出来る対処もできなくなってしまいます。

ですので、先ずは気持ちを落ち着け、子どもの様子を冷静に観察し、適切な対処が出来るように心がけましょう。

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