震える病気、手の震えを止める食べ物は?

人はなぜ緊張や寒さ、恐怖、感動、怒りを感じると震えてしまうのでしょうか。なかには日常生活に支障をきたすほど震えてしまう人もいます。

その兆候は40代から現れやすく、60代になると16人に1人がその状態になってしまうというデータもあります。震えのメカニズムや原因不明の震え、近年増えるパーキンソン病などの病気の可能性もあります。震えに関する雑学を紹介します。

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震える病気

緊張してしまうと震えてしまったり、冷や汗が出たりしてしまう人もいると思います。なぜ震えてしまうのでしょうか。そもそも人間は常に震えているんです。

人間は身体のある部分を動かす際その周辺の筋肉を収縮させています。しかし、一定の位置にとどめてしまうと色々な筋肉が力を出し合い拮抗します。

筋肉同士が綱引きをしているような状態です。その時目に見えないレベルの細かな震えが起きているんです。

ちなみに年配の方が震えやすくなっているのは、この筋肉の綱引きのバランスの乱れが原因と言われています。

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よくグルメ番組で箸で食べ物を持ってアップで美味しそうに見せる「箸上げ」は難しく、震えないように食べ物を箸で持ち上げるのは意識してしまうと結構困難な技となっています。

震えてはいけないと意識をすると緊張してしまい、余計に震えを増強させてしまいます。そういっても意識しないで緊張するなと言われたからといって緊張しないのは難しいことです。震えを抑える食べ物があるので紹介します。

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震えを止める食べ物

緊張の震えを抑える食べ物は白子です。白子には緊張を和らげる核酸というものが豊富に含まれています。核酸は脳の神経を整え緊張をほぐす効果があります。

白子の他に、じゃこ、鰹節、煮干し、納豆(大豆類)が核酸を多く含んでいます。大一番の前日に食べておくと次の日に効果に期待できます。

食べ物以外では「深呼吸」「開き直り」が効果的です。深呼吸をして横隔膜を動かすことによって副交感神経が優位になりリラックス効果を得ることができます。

不安や恐怖、怒りなどは生理的な震えと言われていて、その発生に大きく関わるのがアドレナリンです。アドレナリンは脳が感情の高まりを感じると分泌されます。

すると、心拍数が上昇するなど自律神経が身体の動きを上手にコントロールできなくなってしまいます。

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寒いときもアドレナリンがでます。筋肉を収縮させ震えることにより、熱を発生させ防御姿勢をとるようになっています。しかも、このアドレナリンは危険な病気との関係もあります。

近年震えの2大巨頭と呼ばれる病気が増えてきています.緊張しやすい人がこの病気になりやすいといわれています。その一つがパーキンソン病です.日本でも難病の一つとして定められています。

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パーキンソン病

パーキンソン病とは脳の黒質に以上が起こり、神経細胞が減少することが原因。全身に出される運動の指令がうまく伝えられなくなる病気です。

何もしていないリラックスした状態でも震えてしまったり、歩きにくくなったり、ひどい場合寝たきりになってしまうこともあります。

この病気のサインとして表情が乏しくなるということが挙げられます。患者数は高齢化に伴い日本でも急増中で、治療は投薬療法が一般的ですが、黒質の神経細胞の減少を止める薬はないため完治させる治療はありません。

しかし、山中教授が作り出したiPS細胞で回復する可能性もあります。iPS細胞から育てた神経細胞を移植して、黒質の機能を回復させるというものです。

本態性振戦

本態性とは原因不明という意味で振戦が震えるという意味です。はやい人は40代で発症し、70代では増加していきます。

発症の詳しい原因はわかっていませんが、神経回路に異常起きていると考えられたり、アドレナリンも関係しているのではとも言われています。

症状は安定時に震えてしまうパーキンソン病とは逆で、特定の行動時に細かくはやく震えてしまいます。

それ以外の症状はありませんが、服が着られなかったり、字が書けなくなったりしてしまうことも。

治療法は、頭蓋骨に穴を開けての手術や投薬治療での緩和などがあります。しかし最近、臨床研究中ですが穴を開けなくても行える治療法ができました。

日本に1台しかない超音波収束装置という最新治療機器で、MRIを見ながら病巣に超音波を当てることで、脳の過剰に反応している部分に刺激を与えて治療をします。

この治療は開頭の必要がなく、患者の意識を保ったまま行うことができます。治療から数時間で驚くほど回復することもあります。

本態性振戦は遺伝することもあります。予防策としては運動が良いと言われています。筋肉をつけるということよりは身体を動かす神経を鍛えることが大切です。

なかでも球技は微妙な動きを調節しなければいけないのでお勧めの運動です。

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