子供の足の指の皮がむける原因は汗疱?症状は?

ある日、筆者の子どもの足を見ると、指の皮がむけてぼろぼろになっていました。もしかして水虫!?とびっくりして、すぐさま病院に行ったのですが、皮が剥けた原因は水虫ではなかったのです。

子どもの足の指の皮が剥ける原因と対処方法について解説します。

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子どもの足の指の皮がむける原因は?

もちろん、子どもも水虫になる可能性がないわけではありませんが、足の指の皮がむけたからといって、その全てが水虫というわけではありません。足の皮が剥けている原因として、“汗疱”である可能性もあるのです。

汗疱というのは、汗疱状湿疹とよばれるもので、その原因として、汗・アレルギー・ストレスが挙げられています。また、靴が汗などで蒸れることによって発症しやすくなります。

子どもの場合、夏場でも毎日同じ靴で、外で汗だくになりながら遊び回ることで、靴の中がずっと蒸れた状態になり、環境が悪くなって汗疱になる原因を作ってしまっている可能性もあります。

水虫は白癬菌というカビ菌で、他人に伝染る事がありますが、汗疱はその原因は菌やウイルスではないので、他人に伝染る事は一切ありません。

『汗疱』になりやすい人の特徴は?

汗をかきやすい子どもは、この汗疱になりやすいのですが、大人にもみられる汗疱には、なりやすい人の特徴があります。

多汗症

汗をかきやすい人は、汗疱になりやすいといわれています。汗疱は、足の指だけでなく、手や頭にも症状があらわれる事があります。汗をかきやすい場合は、1ヶ所だけでなく複数の箇所に症状がみられることもあります。

ただ、足の場合は、蒸れやすい場所であるため多汗症の人や大人より汗をかきやすい子どもは、特に注意が必要です。

アトピー性皮膚炎

アトピー性皮膚炎は、汗疱にも関係があるといわれています。

アトピー性皮膚炎の人が、その症状を改善している時に、汗疱の症状が見られることがあるようです。ですので、アトピーを持っている人や肌の弱い人は、汗疱になる可能性が高いといえます。

金属アレルギー

一見、全く汗疱とは関係ないように感じますが、実は金属アレルギーの人も汗疱になる可能性があります。金属アレルギーというのは、金属に触ったときだけアレルギー反応が起こるという症状ではありません。

なんと!金属は食品にも含まれているものがあり、その食品を知らずに食べて、金属を摂取してしまうと、その金属は汗と一緒に排出されます。その金属を含んだ汗に反応して汗疱になってしまうことがあるのです。

汗疱の症状は?

汗疱は、透明で小さな水疱が足の指や手のひらなどに、指の側面を中心として、左右対称に数多くあらわれることから始まります。そのうち水疱同士がくっつき、大豆ほどの大きさになることもあります。

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通常はかゆみはありませんが、時には水疱の周りに紅斑を伴い、強いかゆみや軽い痛みがあらわれることもあります。

その後、小さな水疱は吸収され、2~3週間で、丸い鱗屑(りんせつ)という皮膚の表面から剥がれ落ちる角質になり、それが剥がれて治っていきます。

水疱の段階で潰れてしまうと、強い痒みや痛みを感じます。また、黄色いかさぶたになり皮が剥けて可能したような状態になります。そのような状態になると、治りが遅くなってしまうことがあります。

汗疱の治療方法は?

汗疱の治療方法としては、その原因によって異なってきます。汗疱になる原因は、上で挙げたとおりなのですが、他にもその原因が水虫であることもあります。

病院を受診した時に、アレルギーがある場合は、事前に医師にそのことを伝えると良いでしょう。また、どの科を受診するかに関しては、やはり皮膚科を選ぶと良いと思います。

病院を受診すると、症状によって異なりますが、大抵は内服薬や塗り薬が処方されます。人によって、症状の緩和まで期間が異なりますが、早い人では1週間程度で効果が現れます。

体質により再発してしまうことがあるので、そのような場合は、時間を書けた治療が必要になります。
自然治癒で鱗屑ができて、皮が剥ける事が多いですが、痛みやかゆみ水疱がある時は、早めに病院に行き治療をすることが大切です。

汗疱の予防方法は?

汗疱の予防方法は、その原因によって異なってくると思いますが、子どもの場合は、大抵が汗によるものです。ですので、ここではその場合の予防方法について紹介します。

靴を1日おきに替える

子どもは、学校や遊びに行く時など、大抵は毎日同じ靴を履いていくことが多と思います。毎日に同じ靴を履いているとずっと蒸れた状態が続くため、靴の中の状態は、菌が繁殖しやすく、衛生的にもよくありません。

ですので、なるべく1日おきに靴を入れ替え、その間に使った靴を風通しの良いところで乾かしておきましょう。そうすることで、汗疱にもなりにくくなるでしょう。

5本指靴下を履く

指と指の間は、汗をかきやすく蒸れやすい場所です。しかし5本指靴下を履くことで、指一本一本が靴下で覆われた状態になり、指と指の間が蒸れにくくなります。

指の間が蒸れにくくなれば、菌の繁殖を防いだり汗の溜まりを抑えることもできるため、特に夏場の暑い時期は、5本指靴下を履くことをおすすめします。

家に帰ったら汗を流す

汗をかいたら、こまめにハンカチなどで拭き取ると良いのですが、学校に行っていたり遊びに夢中になっていたりすると、特に足の汗は、靴下を脱いで拭き取るなんて出来ないと思います。

そこで、家に帰ったら、シャワーなどで汗を洗い流すようにしましょう。また、時々は湯船に浸かる日も作りましょう。湯船に浸かることで、血行が良くなり、毛穴が開くことで汗腺の詰まりを解消しする効果があります。

いかがでしたか?今回は、子どもの足の指の皮が剥ける原因の一つ『汗疱』について解説してきました。子どもの汗疱の多くは汗に原因があり、靴を乾燥させたり汗を洗い流すことで、ある程度予防できることがわかりました。

しかし、足の指の皮が剥ける原因は、それだけではありません。何かおかしいな不安に思った時は、皮膚科を受診することをおすすめします。

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