子供の食べ物のアレルギーの正しい対処法とは?

子供に多い食物アレルギー、なんと6歳以下の子供の患者さんが8割で、1割が1歳未満のお子様です。10人から20人に1人発症しています。子供の食物アレルギーの対処法を紹介します。

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子供の食べ物のアレルギーの正しい対処法

お子様の食物アレルギー、対応が結構大変ですよね。食事に気を使ったり、最初に食べ物を食べさせる時アレ ルギーが出ないか心配してしまいます。

アレルギーの適切な対処法を知っておくのは大事なことです。対処法を知ることで親御さんもお子様も安心して生活していけるので、まずはアレルギーを知ることから始めましょう。

最近はインターネットの普及で簡単に色々調べられ、アレルギーのこともすぐに調べられるようになりました。

ですが新しい情報、古い情報、間違った情報など、情報がたくさんあり過ぎるので、注意して見極めていかなければなりません。

食物アレルギーに関してはここ10年で劇的に進歩しているので特に注意が必要です。食物アレルギーはなぜ起こってしまうんでしょうか。

それは食品に含まれるたんぱく質に反応して起こります。タンパク質以外の食品では基本的に起こりません。

起こりやすい食品というのが、鶏卵、牛乳、小麦が多く、他にピーナッツ、甲殻類、果物類、そば、大豆などがあります。

鶏卵、牛乳、小麦は6歳頃までに80パーセント~90パーセント改善されます。ピーナッツ、甲殻類、果物類、そば、大豆などは比較的成長しても治りにくいそうです。

食べられる食べ物を増やす

食物アレルギーのお子さんや親御さんに守って欲しい3つのポイントがあります。1つ目が「食べられるものを増やす」ことです。

例えば、アレルギーで徹底した食事管理をすると、保育園の周りの子供が食べているものが食べられなかったり、遊びに行っても何も食べられないなど、生活の質が低下してしまいます。

ストレスにも関わってきます。従来は徹底的にアレルギーの食べ物を除去する方法で防いでましたが、最近の研究で「必要最低限の除去」をすれば問題ないことがわかっています。

それには正確な診断をしてもらい(食物経口負荷試験)、原因食物を判定し、どの程度食べられるかを把握しなければなりません。

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このどの程度食べられるかというのは、例えば鶏卵はダメでも加熱卵は大丈夫みたいなことです。この必要最低限の除去をすることで食べられるものを少しでも増やし、生活の質も落とすことなく生活できます。

実際の患者さんの例ですが、卵と牛乳がアレルギーと思っていたのが、食物経口負荷試験の結果から牛乳は摂取しても大丈夫で、卵も10分の1までは大丈夫ということがわかりました。

ちゃんと調べたら大丈夫なものや量があるんですね。 親御さんは心配せずに済みますし、お子さんはつらい思いをしなくて済むので、この食物経口負荷試験を受けてみるのも良いかと思います。

食物経口負荷試験の実際の映像です。

肌を綺麗に保つ

2つ目が「肌をきれいに保つ」です。 アレルギーの原因食品は口からだけでなく肌からも侵入してきます。侵入してしまうとアレルギーを発症してしまうので、できるだけ食物成分を肌に近づけないことが大事です。

症状が出るのを防ぐ

そして3つ目が「事故を防ぐ」です。 食べられないものを食べてしまったりすると症状が誘発され、中にはアナフィラキシーショックという呼吸困難、意識障害など命に関わる症状もあるので注意が必要です。

お店のメニューなどにアレルギーのものが含まれておりませんなど書いてあるお店もありますが、そのメニューにはアレルギーのものは入らなくても、厨房でそのメニューの近くでアレルギーのものを扱っていたりするだけで発症してしまう方もいらっしゃいますので、重度の患者さんは外食も気を付けた方が良いようです。

呼吸困難、意識障害などの症状がおきてしまったら、アドレナリン自己注射薬(エピペン)を注射するという対処法がありますので、重度の患者さんの親御さんは携帯をするようにしましょう。

この注射をうつタイミングは普通の人はわかりませんよね。うつこと自体怖いです。ですが命に関わるので症状がでたら積極的にうちましょう。

このような症状が出た時はためらわずに注射して下さい。

消化器の症状

  • 繰り返し吐き続ける
  • 持続するおなかの痛み(我慢できない)

呼吸器の症状

  • のどや胸が締め付けられる
  • 声がかすれる
  • 犬が吠えるような咳
  • 持続する強い咳込み
  • ゼーゼーする呼吸
  • 息がしにくい

全身の症状

  • 唇や爪が青白い
  • 脈を触れにくい、不規則
  • ぐったりしている
  • 意識がもうろうとしている
  • 尿や便をもらす

この中の1つでも症状がでたら使った方が良いです。注射をした後の対処は、すぐに救急車を呼び搬送して下さい。

注射は一時的な措置なので注射をしたからといって安心してはいけません。アレルギーの対処法が今回である程度わかったと思いますが、これで安心せずもっとアレルギーのことを知り、知った情報からするべきことをしていきましょう。

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