赤ちゃんが下痢の時のごはん、避けるべき食べ物は?

小児科の外来で3番目に多いものが、『下痢』だといいます。乳幼児は、下痢になりやすいようです。

大人が下痢をしたら、治まるまで絶食したり、お粥にしたりするけど、子どもが下痢をしている時、何を食べさせれば良いのか、悩むところですよね。ここでは、乳幼児が下痢をした時の食事について説明していきます。

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赤ちゃんが下痢の時に与えるごはんは?

赤ちゃん(0歳)が下痢の時は、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか?

0歳の赤ちゃんの場合、母乳やミルクの子、離乳食を食べている子等、成長によって様々なので、食事の様子別に説明します。

母乳の場合

そのまま続けても構いません。ただし下痢がひどい時は、1回の授乳時間を短くし、回数を多くして飲ませて上げてください。

下痢が良くなってきたら、いつも通り欲しがるだけ飲ませて大丈夫です。

ミルクの場合

下痢がひどい時は、1回の量を少なくし、回数を多くして飲ませて上げてください。下痢が良くなってきたら、いつも通りの量をいつも通りの感覚で飲ませて上げてください。

ただし、乳糖不耐症による下痢の場合は、医者の指示の下、乳頭を含まない下痢治療にゅうを飲ませてあげてください。

※乳糖不耐症・・・母乳やミルクなどに含まれる乳頭という栄養素を腸内で上手く分解できず、下痢を引き起こしてしまう病気。先天性のものと、風邪などの感染症の後に起こる一過性のものがある。

離乳食を食べている場合

下痢をしていても、食欲があるなら離乳食を中断する必要はありませんが、下痢がひどく食欲がない場合には、無理に食べさせる必要はありません。

その場合は、母乳やミルク、赤ちゃん用のスポーツドリンクや野菜スープなどでこまめに水分補給をして上げてください。

下痢が良くなり、食欲が戻ったら、パン粥やおかゆ、煮込んだうどんなど便の様子を見ながら離乳食の硬さを調節して食べさせて上げてください。

下痢が続いている間は、消化器官が過敏になっているので、消化しやすく温かいものを中心に上げてくださいね。

赤ちゃんが下痢の時の食べ物は?

離乳食が完了し、大人と同じものを食べている子(1歳から就学前)が下痢をした時は、どういったことに気をつけて献立を考えると良いのでしょうか?

ここでは、便の様子別に説明していきたいと思います。

水様便(水のような便)の場合

先ず、十分な水分補給を行って上げてください。水分を多く摂るから水っぽい便になるわけではありません。

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下痢の時は、水分が多く失われるため、脱水症状になる危険性があります。そのため、水分を十分に摂る必要があるのです。

この時期に与えて大丈夫な食べ物や飲み物

  • 白湯
  • にんじんスープ
  • 味噌汁の上澄み
  • リンゴのすりおろし汁
  • おもゆ

など。

ドロドロの便の場合

水様便からドロドロの便になってきたら、食事の内容も変えていきましょう。栄養のことはあまり気にせず、食欲がなければ、無理に食べさせる必要はありません。

むしろ食欲があっても、控えめにして腸を休ませてあげましょう。

この時期に与えても大丈夫な食べ物

  • とうふ
  • パン粥
  • バナナの裏ごし
  • かぼちゃやにんじんの煮つぶし
  • ベビーせんべい

など

やわらかい便の場合

水のような便がドロドロの便ややわらかい便になってきたら、下痢が回復期になってきている証拠です。

だからといって、一気に食事の量を今まで通りに戻してはいけません。食事は1日数回に分け、少しずつ食べるようにしましょう。

この時期に与えても大丈夫な食べ物

  • おかゆ(3分粥→7分粥→全粥)
  • うどん
  • 白身魚の煮付け
  • 野菜の煮付け

など

赤ちゃんが下痢の時避けるべき食べ物・飲み物

便の状態が良くなると、少しでも栄養のあるものを。と考えてしまいますが、胃腸の粘膜は、まだまだ完全ではなく、負担になる食材は避けたいところです。

ここでは、胃腸の負担になってしまう食べ物・飲み物を紹介します。便がいつもどおりの硬さになるまでは、下記のものは避けましょう。

  • 冷たいもの・・・清涼飲料水(冷たい飲み物)、アイスクリーム、かき氷、など。飲み物を上げる場合は常温の物をあげましょう。
  • 乳製品・・・牛乳、コーヒー牛乳、シチューなど。ただし、ヨーグルトに関しては、発酵食品であり、腸内バランスを整える効果があると言われているため、あまり甘い味の付いたものでなければ、便が柔らかくなってきた頃、食べても構いません。
  • 脂肪の多いもの・・・油であげたもの、バター、肉類、脂肪の多い魚など。
  • 繊維の多いもの・・・さつまいも・ごぼう・生野菜・海藻など。
  • 糖分の多いもの・・・カステラ、プリン、ジュース、お菓子、生果物(ただしリンゴを除く)など。

いかがでしたか?下痢でも、食欲があれば食べ物を食べて良いこと、下痢だからといって、水分まで控えてしまうと、逆に脱水症状になってしまう恐れがありこともわかりました。

また、下痢の間は、胃腸の負担になったり、刺激を与えてしまう食べ物は避けなければいけないこともわかりました。

下痢が治るまで、ずっとお粥だけ食べさせるというわけではなく、子どもの便の様子を見ながら、食材や食べ物の硬さを変えていくことが大切ですね。

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