立ちくらみの原因、予防、症状、病気の可能性は?

急に立ちあがったり、何かしようとして動き出した時にふらふらと目が回ったり、目の前が真っ暗に感じた事は有りませんか?実はそれが「立ち眩み」の症状なのです。

立ち眩みは、その症状が軽い場合には少しそのままにしておけば症状は改善して来ますが、症状が重い場合には突然転倒してしまったり、道路等で有れば交通事故等に巻き込まれてしまう場合が有りますので注意が必要になります。

そこで立ち眩みが起こる原因をきちんと理解し、立ち眩みの原因が一過性の軽い物なのか、又は何か重い病気から来る物なのかをきちんと確認する事が必要です。更にその原因によっては適切な対処方法や治療を行う事が必要になります。

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立ちくらみの原因や予防方法

立ちくらみの症状

立ち眩みの症状は人によってその感じ方に差が有りますが、一般的に起こる症状は、立ち上がった時のフラフラする感じや、そのフラフラと同時に目の前が真っ暗に感じたり、時には足の力が抜けてしまい立っていられず、その場にしゃがみ込んでしまったりします。

又、立ち眩みの症状と合わせて手や指先が冷たく感じられたり、逆に急に汗をかいたり吐き気を催したりする場合も有ります。

しかし、立ち眩みを感じた場合に座り込む事も無くそのまま立っている事が出来たり、2分から3分位横になっていたら症状が無くなた場合には、余り心配はいらないと考えられます。

一方、他の病気等が疑われる症状としては、立ち眩みの症状と同時に、激しい息切れや動悸、異常に疲れた感覚を覚えたり、更に立ち上がる時や寝ている時に限らずフラフラする様な症状が起こる場合は、他の病気等の恐れが有る為、早急に医師の診察を受ける必要が有ると考えます。

立ちくらみの原因

立ち眩みが起こる原因はさまざま考える事が出来ますが、大きくは単なる一過性の場合と、何らかの病気が原因になっている場合が考えられます。

そもそも立ち眩みは急激な血圧の低下が原因とされており、急に動いた時や立ち上がった場合には、一時的に脳に運ばれる血液の量が不足してしまい、脳内の酸素の量が不足してしまう事で立ち眩みを起こします。

人の身体は血圧が正常の場合、椅子に座ったり立ち上がったりしても血圧の大きな変化は起こりません。

これは体内の筋肉や血管の働きが正常で、筋肉が血液を脳内まで押し上げてくれる為です。しかし血圧が低い場合にはこのポンプの様な働きが弱くなってしまい、脳内まで充分な血液を押し上げる事が出来ず、その結果として脳内の酸素の量が欠乏してしまうのです。

この血圧が低い症状を起こす原因はいくつか考えらます。最も考えられるのが「低血圧症」です。低血圧症は重大な病的症状では有りませんが、血液を全身の隅々や脳迄運ぶ力が弱い状態になっている事を指しております。

この低血圧症が起こるのは遺伝による物や、無理なダイエット等が考えられております。次に考えられる原因としては、人の身体に重要な役割を果たす「鉄分」の不足が考えられます。

人の身体は鉄分が不足してしまう事で身体の各部位へ酸素の供給がうまく出来なくなってしまい、脳内の酸素量が減ってしまい立ち眩みを起こしてしまいます。

特に女性の場合は生理による出血が有る事から、この鉄分不足を起こし易くなります。この事から、女性の場合には鉄分不足と生理によって立ち眩みが起こり易くなると考える事が出来ます。

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又、脳への血液の供給量が減ってしまう原因に、ストレスによる物も考えられております。これはストレスを受ける事でホルモンバランスの乱れを起こしてしまい、交感神経の働きが活発になり過ぎ血液の流れを悪くしてしまう為です。

これらの症状は大きな病気との関連性は低いのでご自身の身体の変化を注意深く見守る様にしましょう。

立ちくらみは他の病気の症状かも?

次に考えておきたい事は立ち眩みの原因が何らかの病気で有る場合です。立ち眩みの症状を起こしてしまう病気には次の様な物が考えられます。

先ず考えられるのは「自律神経失調症」です。自律神経失調症は身体の交感神経と副交感神経のバランスを乱してしまい、身体の様々な所に不具合を生じてしまいます。

自律神経失調症は、過度なストレスが原因である事は勿論ですが、生活習慣の乱れ等でも発症してしまいます。交感神経と副交感神経のバランスの乱れは体内の血流にも影響を与えてしまい、当然脳内の血流や酸素量の不足を招いてしまいます。

次に考えられるのが「脳梗塞」です。脳梗塞は脳内の血管が詰まってしまい、脳内の血流は元より脳内に酸素の供給が行われなくなってしまい、脳の組織の一部が壊死してしまう病気です。

脳梗塞を起こしてしまう原因は高血圧や動脈硬化等が考えられますが、喫煙や過度な飲酒、メタボ等の肥満等もその原因とされております。

この脳梗塞を発症してしまう前兆として立ち眩みを起こす事が考えられております。又、脳梗塞は重篤な場合にはそのまま生命維持に直結する病気ですので、立ち眩みを繰り返し起こす場合には医師の診察を受ける等充分な注意が必要です。

又、立ち眩みを起こす病気として考えられるのが「血管迷走神経反射」と言われる病気です。余り聞きなれない病名ですが、立ち眩みを起こしてしまう病気としては比較的多くの報告が有る病気です。

この迷走神経は副交感神経の一部であり、ストレス等を受けた場合のホルモンバランスの乱れに伴い発症してしまう事が考えられます。

この血管迷走神経反射を起こした場合には、血管の拡張が起こってしまい、血液を身体中に送り出すポンプの役割を果たす血圧の低下が起こってしまいます。

立ちくらみの予防方法

次に、立ち眩みの予防法について考えてみましょう。先ず、日常の食事を見直して見ましょう。これは血流の改善に必要とされる鉄分と、鉄分の吸収を助けてくれるビタミンCをきちんと摂る事が重要になって来ます。

鉄分を多く含む食材としては、レバーやシジミ、卵黄や納豆、ホウレンソウなどが挙げられ、これらの食材をビタミンCを多く含むピーマンやブロッコリー等と一緒に摂る事で、鉄分の吸収効率を上げる事が出来ます。

又、食事は特に朝食をきちんと摂る様にしましょう。朝食をきちんと摂る事で日中の立ち眩みを抑える事が出来ます。

次に、立ち上がる等身体を動かす時には急激に動き出すのでは無く、あくまでも落ち着いてゆっくり動きだす事を心掛けましょう。

ゆっくり動きだす事で、血液が脳に酸素を送り届けてくれる迄の時間差が有るので、立ち眩みの症状を低減する事が出来ます。

更に立ち眩みを減らす為に適度な運動による血流改善や、日頃からリラックスする事もとても大切な生活習慣と言えます。

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