市販の風邪薬を買う時の注意点|選び方、飲み方は?

「万病のもと」と言われる風邪。高熱や鼻水、鼻づまりなどいくつかの症状が重なって出ることもあります。なかなか治らない場合は重大な病気が隠れていることも少なくありません。

仕事で忙しいと、「時間をとって病院へ行くのは難しい」「すぐに購入できるドラッグストアや薬局が便利」という人もよくいます。市販の風邪薬を購入するときのポイントをご紹介します。

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市販の風邪薬を買うときの注意点

「風邪薬を買いに来たけど、どれを選んだら良いか分からず迷ってしまう」という人は少なくありません。総合感冒薬だけでも約200種ありますし、それぞれ症状や体質が異なります。

薬の知識も持ち合わせていないため、そう思うのも当然ですね。大抵、薬局やドラッグストアには必ず薬剤師さんがいますので、気軽に相談することができます。

なるべく、かかりつけの薬局でなじみのある薬剤師さんにアドバイスを求めると良いでしょう。信頼できる薬剤師さんのポイントはよく勉強していることや親切に説明すること、適切な助言をすることなどです。

その際、まずは自分の症状をできるだけ詳しく伝えることが大切です。鼻水や鼻づまりだけなのか、喉が痛んだり咳が出るのか、熱があるのか、痰のキレはどうなのか、お腹の痛みはあるのかなどです。

症状によって総合感冒薬が良いのか、鼻や喉だけに効く薬で良いのか判断しますので、きちんと伝えることは重要です。

また、薬には副作用が出る人もいます。体質が関係していますので、薬のアレルギーなども伝えておくと良いでしょう。現在飲んでいる薬がある人はそのことも伝えましょう。

市販の風邪薬の選び方は?

風邪のいろいろな症状に聞くと言われている総合感冒薬。鼻や喉、咳や熱など広い範囲の風邪症状に効くよう、ひととおりの成分が適量づつ含まれているため、初期の風邪の症状であれば十分対応できます。

症状が鼻だけ、咳だけといった場合、「鼻炎薬または咳き止めだけで良いのでは…」思う人もいるでしょう。

大抵、風邪の症状はいくつも重なることが多いものです。総合感冒薬の中には消炎酵素やビタミンCが配合され、効率良く迅速に効くものもあります。

初期症状を一刻も早くやわらげたいという人は総合感冒薬が適切でしょう。風邪の症状に加えて咳がひどい場合、「総合感冒薬と一緒に咳き止めも使いたい」という人もいます。

ですが、総合感冒薬にはすでに咳を止める成分が入っているため、規定量を超えてしまい副作用が心配です。また、市販の咳き止めは咳の種類によって選ぶ必要があります。

例えば、通常の咳で痰や異物がからんでない場合や、空咳とも呼ばれる乾いた咳が出る場合は苦しくなり過ぎないために、咳き止めを飲むことができます。

一方、ゼロゼロとした湿った咳が出る場合は痰がからんでいるサインです。咳き止めで強引に止めてしまうと、痰や異物が残ってしまいます。

なるべく、痰や異物を咳で体の外へ排出できるよう、去痰剤で痰を出しやすい状態にすることや、痰を排出できるくらいの咳が出る方が良いでしょう。

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市販の風邪薬を飲む時の注意点

市販の風邪薬には用法容量があり、規定量を指示通り飲むことで薬の効果を発揮します。「多めに飲んだ方が効くかも…」「副作用が出たら怖いから少なめに…」と思う人もいますが、有効な量に達していなければ、結果的に薬の無駄遣いになってしまいます。

また、薬の説明書には「飲んではいけない人」や「医師の許可を得なければならない人」も記載されています。

特に、妊娠中の女性やこれから妊娠する可能性のある女性は禁忌の箇所をきちんと読んでください。中には、市販の風邪薬で発疹の症状が現れる人もいます。

「このまま様子をみよう」と思う人も少なくありませんが、すぐに使用を中止して病院へ行った方が良いでしょう。

一度アレルギーが出た薬は一生飲まない方が良いので、メモなどして覚えておくと良いですね。稀に、使用期限が切れた薬を飲んで具合が悪くなる人もいます。

古い薬は体に害になりますし、使用期限内であっても、形が崩れたり、色が変色しているものは飲まないようにしてください。開封後は冷蔵庫などで適正に保存します。

市販の風邪薬に多いのは「食後に服用」となっているもの。「食欲がない時でも、食べなければ飲むことはできないのだろうか」と思う人もいます。

空腹で薬を飲むと胃粘膜を痛めてしまいます。胃粘膜の保護のために、牛乳やヨーグルトを少量でも食べておきましょう。

加えて、薬は必ず水で飲んでください。時々、「お湯やお茶でもかまわない」と言う人がいますが、総合感冒薬に含まれている消炎酵素は高温で活性力を失ってしまうため不適切と言えるでしょう。

子供に市販の風邪薬を使うときの注意点

市販の風邪薬は誰にでも合うように作られています。ただ、子供の風邪はできる限り病院へ行き、医師がその子のために処方した薬を飲んだ方が良いでしょう。

特に、市販薬の中でも咳き止めは子供によっては強過ぎるため、止めなくて良い咳まで止めてしまうこともあります。

また、市販薬の多くの解熱剤に含まれているアスピリンは強引に熱を下げてしまいます。体内ではウイルスの増殖に対抗するために闘う白血球やマクロファージの活動を妨げ、免疫力を下げてしまうでしょう。

かえって、風邪が長引いてしまうことにもなります。一方、医師の薬はそれぞれの症状に効くために別々に処方されます。

子供個人の症状に合わせたものを処方してくださいますので、指示通りに飲むなら適切な効果を発揮します。

鼻炎薬についても使い過ぎは逆効果になることがあります。本来、薬の主な成分が鼻の血管を収縮させて鼻水を抑えるものですが、使い過ぎると血管の筋肉が疲労して逆に鼻水を増やしてしまうことになります。

子供の鼻づまりなどに使う時も少しづつ飲み込んでしまう可能性があります。舌に薬の味を感じるのは薬の使い過ぎですから、2時間以上間隔をあけて、1日4回以下、3日以上使わないようにしましょう。

まとめ

市販の風邪薬全般について言えることですが、飲むと眠くなります。これは含まれている抗ヒスタミン剤の副作用によるものです。

同じ薬でも人によって反応は異なりますし、眠くなる度合いも違いますので、自分の程度を確認しましょう。説明書の禁忌事項を読んで安全のうちに使用してください。

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