前立腺肥大症の人はトイレが近い?改善方法は?

歳をとるにつれて増える尿トラブルですが、中高年で悩む人は約1000万人もいます。頻尿や尿漏れの原因や改善法、前立腺がん予防方法などを紹介します。

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前立腺肥大症の原因は?頻尿、尿漏れがある人は・・・

前立腺がんは最も多いガンに?

前立腺がんは前立腺に悪性の腫瘍ができ、膀胱や尿道を圧迫し尿トラブルを起こします。10年後にはがんの中でも患者数が1位になると言われています。

主な原因は食生活の欧米化です。高齢の男性がなるがんで、60代から増えてきます。進行が早くなく前立腺がんで亡くなる方は多くはありません。

ただし前立腺がんは骨盤や背骨などの骨に転移しやすく全身に広がる可能性もある怖いがんとなっています。

予防法としては50代になったらPSA(前立腺で作られるたんぱく質を調べる血液検査)という検査で早期発見をするとができます。

症状は?

1日で8回以上トイレに行ってしまう人は頻尿です。原因を調べるには尿流量測定装置という普通のトイレと見た感じ変わらないもので検査します。

尿の勢いや時間を測ります。正常な場合排尿最大速度は15cc毎秒以上で、排尿時間は40秒以内となっています。

排尿時間が長く勢いが弱くてお腹に力を入れた時だけ尿が出てしまう方は前立腺肥大症の可能性が高いです。前立腺とは膀胱の下にある男性固有の臓器で、精液の一部を作っています。

その前立腺が肥大してしまう病気が前立腺肥大症で、男性の尿トラブルを招く原因になります。正常なものはクルミくらいの大きさですが、大きくなるとゴルフボールくらいになってしまいます。

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原因はまだ分かっていませんが、肥満や高血圧、糖尿病など生活習慣病を持つ方が大きくなるというデータがあります。

前立腺が肥大すると膀胱を圧迫し、刺激されて頻尿の症状があらわれます。この病気を治すには薬や手術という方法もありますが、それほど困っていなければ生活習慣を変えてみることから始めるのが良いかと思います。

頻尿の改善方法

中でも有効な改善方法は利尿作用の強いアルコールとカフェインを断つことです。ビールやコーヒーを全く飲んではいけないということではなく、寝る3時間はアルコールやカフェインを含んでいる飲み物を控えるということです。

おしっこをし終わってズボンを上げてからパンツにじわっと出る尿漏れも前立腺肥大症の可能性があります。前立腺が肥大すると膀胱と尿道を圧迫するので、尿の勢いがなくなり尿漏れの原因となってしまいます。

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男性の尿道は下にカーブして外につながっています。なので勢いが弱いと途中の尿道におしっこが残りやすくなります。

これの改善方法は筋トレです。鍛える筋肉は尿道括約筋という筋肉です。尿道括約筋とは排尿をコントロールしている筋肉で、尿を押し出したり勢いをつけたりしています。

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我慢し難い尿意があって、そのために頻尿や尿漏れが起こってしまう状態を過活動膀胱といいます。女性の尿トラブルで1番多い症状のひとつとなっています。

個人差はありますが一般的に膀胱の容量は400cc程度です。膀胱は尿がいっぱいになると脳へ指令して人は尿意を感じます。

しかし、過活動膀胱の場合膀胱内の尿が少量でも膀胱が過剰に反応して強い尿意に襲われ我慢できなくなってしまいます。

この病気には2つの対処法があります。1つ目は我慢をするという対処法で、トイレに行きたくなると間に合わないような強い尿意切迫感をぐっとこらえるちゃんとした治療法です。

尿意を感じたらあせらず落ち着いて5分程度我慢をしましょう(自宅などで無理をしない程度に行って下さい)。少しづつ時間を伸ばしていき30分程度我慢できるように続けて下さい。

我慢しすぎると膀胱炎になるといいますが、過活動膀胱の場合は我慢しても大丈夫なんです。

過活動膀胱の原因は膀胱と脳を結ぶ神経トラブルです。神経回路の障害により膀胱が収縮してしまい尿量に関係なく尿意を感じさせてしまいます。

なので膀胱にはたいした尿量はなくまだ我慢しても大丈夫な状態なんです。尿道を締めて我慢してあげると必ず膀胱は反射で緩みます。

働きが悪くなっている状態をリハビリのようにトレーニングで膀胱を緩めることができるようにする治療法です。

2つ目が骨盤底筋の筋トレです。骨盤底筋は尿道、膣、肛門を締める働きがあります。この筋肉が衰えると尿をコントロールできなくなり尿トラブルを起こしやすくなってしまうんです。

女性の骨盤底筋の鍛え方と男性の尿道括約筋の鍛え方は同じです。

肛門締めトレーニング

肛門をオナラをこらえる時の要領で3秒間くらい締め5秒間緩めます。これを1日に合計5分程度行うだけです。

女性は男性と違って前立腺がないので尿道が短くなっています。出産のあとに骨盤底筋がどうしても緩みます。

閉経期になると女性ホルモンが下がって尿道の支えが弱くなって尿失禁が増えてきます。早い方は30〜40代で尿漏れなどのトラブルを感じますが、骨盤底筋のトレーニングを行うと6〜7割の方は良くなります。

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