耳鳴り、難聴、めまいを治す亀の甲羅、シカの角

自覚症状があるにもかかわらず診断のつきにくい状態のことを未病と呼ばれています。未病の中でも耳鳴りやめまいの患者さんは、腎が衰えてることが多く確認されています。腎と耳の関係性や症状を治すものについて紹介します。

スポンサーリンク

腎の衰えは耳にも影響する?

腎とは、五臓六腑の1つです。五臓は肝、心、脾、肺、腎、六腑は、胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦のことです。

腎は人間の成長や発育、生殖に関する働きを調節する生命力の源のことです。

体内の老廃物や毒素をろ過して排泄する腎臓の機能や、様々なホルモンを分泌している副腎の働きも調節しています。

脳、髪、瞳、耳、歯、骨、腰にも強い影響を与えています。腎の働きの低下は、すなわち老化につながります。

脳が衰える、骨の老化が進む、足腰が衰える、髪が抜ける、勢力が減退するなど、様々な老化現象が多発するようになります。

d9e7c878ed84bc67676996bb3676ce55_s

中でも耳は、腎との関係が最も深い器官と考えられていて、腎の衰えは耳鳴りや難聴、めまいといった耳に起こる症状につながりやすくなっています。

実際に更年期を過ぎたころから、耳鳴りや難聴、めまいが起こりやすくなります。性ホルモンのバランスが崩れることで、ホルモンの分泌を調整している脳の組織が混乱します。

すると、自律神経(意思とは無関係に内臓や血管の働きを支配する神経)が乱れて、様々な深い症状を招いてしまいます。自律神経の乱れを陰陽と呼ばれる独自のものさしで診断します。

人間の活動に置き換えると、陰は休息や鎮静、陽は活動や興奮にあたります。

どちらか一方の勢いが強まることで、体の不調が起こりやすくなります。そして、陰陽の働きに強い影響を及ぼすのが腎の異常です。

ホルモンバランスが乱れる更年期や更年期以降に腎が衰え、耳鳴りや難聴、めまいが起こりやすくなります。そこで腎の働きを活性化させる食品をとることが大切です。

腎陰の衰えを補うのが、牡蠣や山芋、腎陽を補うのが、黒豆やクルミです。

腎陰は体全体の水分のもとで、働きが衰えると、耳鳴りやめまい、腰のだるさといった症状が現れやすくなります。

スポンサーリンク

腎陽は体全体の熱のもとで、働きが衰えると、耳鳴りやめまいの他に、顔色が白くなったり、手足が冷えたり、頻尿が起こりやすくなります。

耳鳴りや難聴、めまいは、全身の血流が悪化しやすい寒い時期に症状がひどくなる人も少なくありません。

腎を補う食品をとることで、慢性化させずに、未病の段階で改善に導くことができます。お勧めはべっ甲エキスです。

耳鳴り、めまい、難聴を治す

亀の甲羅

亀の甲羅には、カルシウムやコラーゲンが豊富に含まれていて、古くから老化防止の生薬として珍重されてきました。

亀の甲羅は、陰陽の中でも腎陰の働きを高めて、精神を安定させる作用をもたらします。

584337dfc2d1e8a409a154235e4c930f_s

自律神経の乱れを正して、更年期に伴うのぼせやほてり、多汗などの改善にも有効です。動物実験では発育促進、骨の強化、中枢神経の保護といった作用も認められています。

最近の研究では、骨髄細胞を活性化させて血流を増やしたり、細胞内の遺伝子の突然変異を防いだりする働きも確認されています。

これらが腎陰の衰えを改善する効果につながっていると報告されています。

シカの角

亀の甲羅と同じように、シカの角も古くから使われてきた貴重な生薬の1種で、代表的な漢方薬の1つとして知られています。

陰陽のなかでも腎陽の働きを活性化させ、全身の血流を促す作用をもたらします。

冷えや低体温の改善の他、消火器の機能低下を改善したり、倦怠感や無力感を解消したりする効果も認められています。

亀の甲羅の生薬が心を落ち着かせる作用をもたらす一方、シカの角の生薬が全身の血流を向上させることで、腎陰と腎陽のバランスが整い、ホルモンバランスにも優れた影響を与えて自律神経の乱れが正されます。

こうした働きが重なり合って、耳鳴りや難聴、めまいの改善につながると考えられています。

べっ甲エキスは耳や脳に作用するだけでなく全身に働きかけるので、耳鳴りや難聴、めまいなどが起こりにくい体質作りに役にたちます。

更年期以降に起こる不定愁訴を改善する効果が期待できます。

スポンサーリンク