風邪の正しい対処法とは?アレは実は大丈夫だった?

風邪をひいたときや、あるいは風邪の予防に関しては医学的に根拠のあるものや、昔からの民間療法など色々なことが伝えられています。

しかし、なかには間違っているものもあるので注意が必要です。

スポンサーリンク

風邪をひいた時の正しい対処法

熱があるときにおでこを冷やしてはいけない

昔は風邪をひいて熱があるときは氷嚢でおでこを冷やしましたし、現代ではアイスノンなどでおでこを冷やしました。

ところが今では風邪の熱は冷やしてはいけないとされています。風邪をひいたときに熱が出るのは2つの理由があり、一つは発熱することによってウイルスが増えることを防ぐためです。

2つめの理由は、白血球の働きが活発になって、ウイルスを駆除しようとするために熱が出るからです。

ウイルスは熱に弱く、38℃まで体温を上げれば退治できることが医学的に解明されていますが、ウイルスをやっつけようとする体の働きで体温を上昇させて熱をだしているのですから、冷やしてはいけないことがわかっています。

ちなみに、すでに20年も過去のことですが、幼稚園の子が熱を出したので、母親が1年も前に小児科医で処方されて残っていた座薬を使ったため幼稚園児が死亡しています。

市販の座薬には防腐剤が入っているのでまだましだったのですが、病院で処方される座薬には防腐剤が入っていないため古いのは危険なのです。

座薬に限らず古い薬をいつまでも取っておくのは危険です。いずれにしても薬の取り扱いを間違えると命取りになりかねませんから注意が必要です。

風邪をひいたときの薬の飲み方の注意

カプセルの薬は飲みにくいからと、カプセルから出して飲んだり、錠剤を砕いて飲むことは止めてください。

錠剤もカプセルの薬も体に吸収される時間を計算して持続する効果を考えて作られてされていますから、その状態で飲んでください。

錠剤を潰したりカプセルを外すと薬が強すぎて副作用が出ることもあります。もし、嚥下困難などの事情があるときは医師に相談をすると顆粒の薬にするなどの対処をしてくれます。

また、カプセルが気持ち悪いからと外す人もいるようですが、カプセルはプラスチックではなく、ゼラチンで出来ていますから安心して飲んでください。

持病があって他の薬を飲んでいるときに風邪薬を飲むときは、必ず医師に相談をするか、薬剤師に相談をしてください。

飲み合わせによってはとても危険で、薬の作用が強すぎたり副作用の心配もあります。高齢者は持病の薬を飲んでいることが多いだけでなく、肝臓や腎臓の働きが低下していますから、支持された風邪薬の量を必ず守ってください。

風邪薬の副作用に注意が必要な人

飲み過ぎに注意をするだけでなく、次にあげるような人、あるいは状況のときは風邪薬を飲むときに気をつけてください。

スポンサーリンク
  • アレルギーなど薬に対して特殊な反応をする体質の人
  • 過去に薬によるひどい副作用を経験している人
  • 小さい子や高齢者、肝臓や腎臓に病気のある人
  • 持病のためほかにも薬を飲んでいる人
  • 喫煙者やお酒を飲む習慣のある人
  • 妊娠している人や妊娠の可能性のある人
  • 高い所での作業や、車を運転する人など危険を伴う仕事をしている人

風邪薬には抗ヒスタミンの成分が入っていて眠気を催しますから、運転する前や大事な試験の前には飲まないでください。

また、普段ほとんど薬を飲まない人が風邪薬を飲むと過剰反応を起こすこともありますから気を付けてください。

市販の風邪薬を飲むときの注意点

病院に行く時間がなかったり、軽い風邪のときは便利な市販の風邪薬ですが、しかし、副作用が出ることもありますから次にあげるようなことに注意をしてください。

  • グレープフルーツやオレンジ、抗ヒスタミン剤の入っている薬を一緒に飲まない:グレープフルーツなどの成分が、薬物代謝酵素の働きの邪魔をします。
  • カフェイン飲料や牛乳、抗菌薬などの抗生物質を一緒に飲まない:風邪薬の効き目が弱くなります。
  • たとえ使用期限前の風邪薬でも古い薬はできるだけ飲まない:長い期間放置した薬は、化学成分が変化して毒性を帯びる可能性があります。
  • お酒と一緒に飲まない:肝臓の解毒作用が遅れたり、睡眠薬や鎮痛剤の効き目が強くなり意識を失ったり、ときには命に係わる場合すらあります。
  • 炭酸飲料と一緒に飲まない:アスピリンの風邪薬は炭酸ガスのため胃が酸性に傾き効果が激減します。

風邪をひいたときの食べ物の注意

昔は風邪をひいたときはお腹いっぱい食べて休むようにと言われたものでしたが、それは逆効果です。

タヌキやクマなどの動物は、病気や怪我の時は穴に引きこもって何も食べずに過ごすそうですが、それが人間や動物に備わった本来の病気や風邪の治し方のようです。

それは医学的にも証明されていて、食事を抜くことで消化酵素が使われませんから代謝酵素がアップして体の修復を助けて風邪の回復も早くなります。

私たち人間の体には消化酵素と代謝酵素が存在していて、消化酵素の働きが優先されて。代謝酵素はあまり分泌されず回復が遅くなります。

風邪のとき食欲がないのは、食べ物を体に入れないようにとのサインですから食欲がないときは無理をして食べない方が良いのです。食欲がないのは臓器が休みたいサインと考えてください。

風邪にお風呂は良い?

昔は風邪をひいたときはお風呂に入らないのが常識でしたが、今ではお風呂に入った方が良いとされています。お風呂に入った方が良い理由は次にあげる理由からです。

  • 血行が良くなり体温も上がり免疫力が良くなるため風邪の回復が早くなる
  • 血行が良くなるため鼻づまりなども解消される。
  • 浴室の湿気はウイルスが嫌う高温多湿でのどなど保湿とウイルスの活動を抑えることが出来る
  • 汗をかくことで解熱を促す

上記のように、風邪をひいたときのお風呂は様々なメリットがありますからおススメです。

風邪をひかないために

風邪をひいたときの対策も必要ですが、それ以上に大切なのは風邪をひかないようにすることです。昔から風は万病の元と言われていますが、決して軽く考えないでください。

常日頃から食事に気をつけて、野菜を多くしたバランスの良い食事を3食きちんと摂るとか、適度な運動を心がけて睡眠を十分とるようにして、健康な体作りを心がけてください。

スポンサーリンク