冷え性の種類、原因、予防方法は?

昔から冷えは万病の元と言われており、身体が冷えると様々な不調をきたすことはよく知られています。時期によって冷えが生じる方もいれば、慢性的に身体が冷えている方もいらっしゃるでしょう。

一言で冷え性といっても、実は複数のタイプがあります。冷え性を改善するためには、まず自分がどのタイプに当てはまるのかをチェックすることが大切です。

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冷え性のタイプ4種類

末端冷え性

まず『末端冷え性』は、手足など身体の末端の部分が冷えてしまうタイプで、特に冬場にこの症状が現れるという方は多いものです。

指先が冷たくなって上手く動かせなくなったり、酷い場合はしびれや痛みを感じることもあります。

低体温症

『低体温症』も冷え性の一つです。全身冷え性とも呼ばれており、体全体が冷えることであらゆる機能が弱まってしまいます。

防寒が不十分なまま雪山登山などのアウトドアに出掛けたりすると起こりやすいことで知られています。

冬場のイメージが強いものですが、低体温症は夏場でも十分起こりうるものです。

例えば長時間冷たい海やプールで泳ぎ続けていたり、扇風機の風を身体に浴び続けたりすることでも起こります。低体温症は命にかかわることもあるので、十分注意が必要です。

下半身冷え

『下半身冷え』は、主に腰から下の部分が冷えやすいタイプです。長時間デスクワークを行っている方や、運動不足気味の方に起こりやすい症状です。

冷えだけでなく、しびれや浮腫などの症状が現れることもあり、症状が酷くなると夜布団に入っても足だけがなかなか温まらず、入眠できないというケースもあります。

隠れ冷え性

『隠れ冷え性』は男性に増えてきている症状です。内臓冷え症とも呼ばれており、症状の現れ方としては、手足が冷たくなることはなく、むしろ火照りを感じることが多いのが特徴です。

自覚症状があまりないため、自分が隠れ冷え性であることに気がついていない方も少なくありません。

しかし、隠れ冷え性の怖いところは気が付かない内に内臓機能を衰えさせているところにあります。思わぬ病気を引き起こしてしまうことにも繋がりかねないので、注意が必要です。

冷え性になる原因

極端な冷暖房の使用

最近はどこに行っても冷房や暖房がきいており、快適に過ごせるようになってきました。しかし、過度な冷暖房の使用は自律神経を乱し、冷えやのぼせなどを引き起こしやすくなります。

「暑い外気」と「冷たいエアコン」の差に体がついて行かず、夏場でも手足が氷のように冷えることも少なくありません。

これを防ぐためには、まず極端な温度設定を控えることです。上着やブランケットなどを使用して、上手に体温調節を行うよう、心がけましょう。

運動不足

体が冷えているということは、つまり血液の循環が弱まっているということです。特に末端冷え性の方の場合、血液が手足の先まで十分に届いていないことで起こっているのです。

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血液を体の隅々まで循環させるためには、ポンプの役割を担っている筋肉が必要不可欠です。普段運動不足の方は、意識して筋肉を鍛えてあげるようにしましょう。

特に太ももは身体の中でも最も大きな筋肉ですので、この部位を鍛えてあげることは非常に有効です。

スクワットは太腿の筋肉を鍛えるのに非常に効果的ですので、時間を見つけて毎日少しずつでも挑戦してみましょう。

食生活や生活スタイルの乱れ

普段冷たい食べ物や、飲み物などを好んで食べる方は、体の内側から冷えを起こしやすくなります。

特に夏場はアイスやジュースなどを摂りたくなるため、内臓を冷やしてしまいがちです。摂り過ぎには十分注意するようにしましょう。

また、生活スタイルが乱れてくると、自律神経が狂いやすくなります。汗をかいているのに寒く感じる、手足は冷たいのにのぼせるなどの症状も起こりやすくなります。規則正しい生活を心掛けることも、冷え性対策として有効です。

冷え性に効果的な予防

『首』がつく部分を温める

首、手首、足首など、『首』がつく名称の部分には、大きなリンパ管が通っており、この部分を温めてあげると非常に効率よく全身の血行を促進させることが出来ます。

マフラーやネックウォーマーを着用したり、カイロなどで温めてあげるのも効果的です。特に足湯は非常におすすめです。

足先は心臓から最も遠い位置にあるので特に冷えが起こりやすい部分です。足湯をすることで、足先を直接暖めるだけでなく、温まった血液を全身に循環させる効果があるため、短時間でもポカポカしてきます。

足湯にはリラックス効果もありますので、就寝前に行うと入眠しやすくなり、睡眠の質も向上するのでおすすめです。

入浴は湯舟に浸かって

入浴をシャワーだけで済ませてしまう方も多いものですが、冷え性を改善したいのであれば、是非湯舟に浸かって、体の内側から十分に温めてあげるようにしましょう。

湯船に浸かりながら足首、膝の裏、太ももや脇の下といった太いリンパ部分をマッサージしてあげるとより効果的です。

熱いお湯の方が身体が手っ取り早く温まるイメージがありますが、逆です。

熱いお湯に浸かった時と、ややぬるめのお湯に浸かった時では、ぬるめのお湯に浸かったときの方が長時間体温を維持することが出来るのです。温浴効果を高める入浴剤などを併用するのもおすすめです。

食生活を改める

トウガラシやショウガなどは身体を温める効果があることでよく知られています。根菜類にも体を温める効果がありますので、ゴボウや大根、にんじんなどを積極的に摂取するようにしましょう。

生野菜は体を冷やしやすいので、出来るだけ蒸したりスープにしたりして温めて食べるのがおすすめです。

逆に控えた方がいいものはアルコール飲料、コーヒー、フルーツ類です。アルコールは血行が良くなるイメージがありますが、特にビールは内臓冷えを起こしやすいため飲み過ぎには十分注意が必要です。

基本的に南国で生産されている物は体を冷やす効果が強い傾向にあります。コーヒーはもちろん、バナナやマンゴーなどのパッションフルーツも同様です。特に冷えが気になる季節は出来るだけ北国で生産されているものを摂取するのもポイントです。

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