揚げ物で使った油の使い回しは体に悪い?

炒め物や揚げ物サラダなどおいしい料理に欠かせない「油」。しかし、油を摂り過ぎてしまうと、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などといった命に関わる病気の引き金になることもあります。

そして、油には意外な落とし穴があります。それは調味油以上に気を付けなければいけない「見えない油」です。油のついての雑学を紹介します。

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密かにブームの油にはどんな種類のがあるの?

エゴマ油

シソ科の一年草エゴマの種子を搾った油。サラダや納豆、冷や奴などにお勧めです。

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パンプキンシードオイル

ペポカボチャの種子を搾ったオーストリア伝統の油。サラダや肉料理、卵料理、アイスなどとの相性が抜群です。

唐辛子油

韓国産。赤唐辛子の種子を搾った油。辛さの後にほんのりとした甘みが残ります。

他にもココナッツオイルやパーム油、グレープシードオイル、オリーブオイルなど世界には一万種類以上の油が存在します。

そんな数ある油は4つの種類に分けることができます。

飽和脂肪酸

常温で固形の形状をした脂。バター、マーガリン、ラード、ココナッツオイルなど。

n-3系多価不飽和脂肪酸(オメガ3系)

EPAやDHAが中性脂肪の増加を抑制。エゴマ脂、亜麻仁油、インカインチなど。昔は塗料やニス、油紙など工業用の油として使われていました。

n-6系多価不飽和脂肪酸(オメガ6系)

身体の細胞を生成する成分が含まれている。

ごま油、コーン油、グレープシードオイルなど家庭でもよく使われている油です。

一価不飽和脂肪酸(オメガ9系)

心疾患や動脈硬化などを予防するオレイン酸が豊富。オリーブオイル、こめ油、紅花油など。

そもそも油は体に良い?悪い?

いくら体に良いとはいえとり過ぎは良くないと聞きますよね。

1日に食事で摂る中の4分の1から5分の1は脂肪のエネルギーを摂らなければいけないので、適量を摂らなければ体にはデメリットです。

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摂取した油脂は体内で脂肪酸という物質に変化します。脳を活性化させるエネルギーや細胞組織の生成に必要な成分になります。

しかし、摂り過ぎると動脈硬化や心疾患などの怖い病気の引き金になってしまいます。

成人男性が1日に摂取してよい調味料の油の適量は15~18グラム(大体大さじ2杯)、1食あたり大さじ1杯未満で調理しなければいけないということになります。

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全体だと60グラムとなります。では、調味料以外の油はなんの油なんでしょうか。それは「見えないアブラ」です。

調味料以外の油!見えないアブラとは?

肉類、乳製品、お菓子、パンなどの加工食品に元々含まれている脂質が見た目でわからない食品。

例えば、商品によって異なりますが、牛乳コップ1杯(約200ミリリットル)には約7.6グラムの脂質が含まれています。

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この数十年で食生活が洋食スタイルに変わってきているので、洋食化に含まれる動物性脂肪の割合が50年前に比べて3倍にもなっています。

この見えないアブラを摂り過ぎてしまうと悪玉コレステロールが増えてしまいます。悪玉コレステロールが増えると血管が硬くなったり細くなって動脈硬化を進めてしまいます。

この見えないアブラが1日の脂質摂取量の基準の約42グラムを占めています。

しかし、見た目では見えないアブラが多いかは判断が難しいので、気になる方は商品の栄養成分表示の「脂質」の欄や食品成分表を確認してみて下さい。

揚げ物で使った油の使い回しは体に悪い?

揚げ物の油の使い回しは結構当たり前のようにされていますが、実はあれ身体によくないんです。

油の上に色々浮かんだり、泡が立っていたり、変色してしまっていると油は酸化し始めています。酸化した油を食べると身体によくありません。

どのように身体によくないのかというと、発がん性が増したり動脈硬化をより進めてしまうんです。

特に酸化度が20を超えてしまうと危険ゾーンとなっています(4回目で酸化度は約10)。

食品の油は2度揚げや揚げてから時間が経過する事でも酸化が進んでしまいます。

唐揚げを作る場合、鶏肉が1センチほど浸かる量の油で揚げ焼きにするのがお勧めです。がんや動脈硬化の予防のためにも油の使い回しには注意しましょう。

動物性脂肪はコレステロールや中性脂肪を上昇させてしまい、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞の原因になってしまいます。

ただし、魚に含まれている動物性脂肪は別で、動脈硬化や血液をさらさらにするEPAやDHAが多く含まれています。週の半分は魚料理を食べると良いと言われています。

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よく揚げ物と一緒に野菜を食べると良いということを耳にすると思いますが、あれは本当です。

油と野菜を一緒に摂取すると体内で油脂の吸収を抑制することができます。なので、できるだけ一緒に食べるようにしましょう。

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